全米大ヒットドラマ「MAD MEN マッドメン」の展示会がニューヨークの映像博物館で開催!
ニューヨークの映像博物館で、人気テレビドラマ「MAD MEN マッドメン」で使用された衣装や小物などが展示されることが決定し、このたびその全容が明らかになった。
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同番組は、1960年代のニューヨーク、マディソンアベニューにある大手広告代理店を舞台にしたドラマ。そこで働くクリエイティブ・ディレクターのドン・ドレイパー(ジョン・ハム)を主人公に、彼と同僚が織りなす人間模様を描いた作品で、当時の社会情勢や背景なども緻密に再現されていたことでも話題になった。エミー賞で4年連続、ゴールデン・グローブ賞で3年連続作品賞を受賞した人気ドラマ。
同ドラマは第1シーズン~第6シーズンまで全13話放送、最後の第7シーズンだけは昨年4月13日~5月25日まで放送したパート1と、今年4月5日から放送予定のパート2に分かれ全7話ずつ描かれている。
そしてこのたび、最後のシーズンを迎える前に映像博物館が、同ドラマに関した展示会を、3月14日~6月14日まで行うことになった。
同展示会は、博物館の3階に設定してある。そこにはまず、同ドラマのクリエイター、マシュー・ワイナーと脚本家たちが使ったライターズルームと彼らが同ドラマを製作するために参考にした書物が棚に置いてあり、どういう作品に影響を受けて製作されたかがうかがえる。さらに進むと、同ドラマで使用された1960年代の衣装が飾られ、使用された小物もガラス越しに展示されており、その時代背景の詳細さに驚かされる。また、主人公ドン・ドレイパーのオフィスや、ドンと彼の妻ベティのキッチンも見事に再現されている。その他に、同番組で使用された楽曲を試聴できる機器も備え付けてある。
さらに、クリエイターのマシュー・ワイナーが影響を受けた映画『アパートの鍵貸します』『北北西に進路を取れ』など10作品が、3月14日~4月26日まで上映されることにもなっている。 (取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)