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アカデミー賞ノミネートの日本人監督作品『ダム・キーパー』が長編化決定!

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日本人クリエイターの堤大介監督(左)と日系人アーティストのロバート・コンドウ監督(右)
日本人クリエイターの堤大介監督(左)と日系人アーティストのロバート・コンドウ監督(右) - Frazer Harrison / Getty Images

 第87回アカデミー賞短編アニメ賞にノミネートされた『ダム・キーパー』を長編化することを、同作を手掛けた日本人クリエイターの堤大介監督と日系人アーティストのロバート・コンドウ監督が発表した。

【写真】『ダム・キーパー』もノミネート!第87回アカデミー賞授賞式

 オリジナル版は、街を大気汚染から救うべく、ダム・キーパーとして風車を動かし続けていた孤独な豚の少年が、天真爛漫(らんまん)なキツネの転校生との出会いを通じて変化する様子を描いた作品。アカデミー賞ノミネートだけでなく、世界各地75か所以上の映画祭で上映され、20賞以上を受賞するなど話題を呼んだ。

 また、同作を製作したスタジオ、トンコ・ハウスは、マクミラン出版社First Second Booksにグラッフィクノベル化の権利を売却。短編の数年後を舞台に、豚の少年が風車を動かすことで街の外に追いやっていた汚染された空気はどこからやってくるのかなど、短編では明らかにされなかった謎が解明されるようだ。グラフィックノベルは2部作となり、第1作は2016年の出版を予定している。(編集部・石神恵美子)

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