イーサン・ホークと『ハムレット』監督が再びシェイクスピアを現代劇に!6月日本公開
イーサン・ホークとマイケル・アルメレイダ監督が映画『ハムレット』に続いてウィリアム・シェイクスピアの戯曲を現代劇として映画化した『Cymbeline』の邦題が『アナーキー』に決まり、6月13日より日本公開されることがわかった。イーサンのほか、『めぐりあう時間たち』のエド・ハリス、『バイオハザード』のミラ・ジョヴォヴィッチ、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソン、『スター・トレック』のアントン・イェルチン、テレビドラマ「ゴシップガール」のペン・バッジリーら豪華キャストが集結した作品だ。
舞台となるのは、アメリカの衰退した辺地の町。バイクギャング軍団の麻薬王シンベリン(エド)は、後妻のクイーン(ミラ)を溺愛しており、彼女が警察からの献金の要求を断るようそそのかしたことがきっかけで抗争が激化する。一方、シンベリンの娘イノジェン(ダコタ)は幼なじみのポステュマス(ペン)と結婚するが、シンベリンはクイーンの息子クロートン(アントン)と娘を結び付けるためにポステュマスを追放してしまう。
そんなポステュマスと出会ったヤーキモー(イーサン)は、ポステュマスとイノジェンの愛は本物なのか、彼がイノジェンを誘惑してみるから賭けをしようともちかける。そしてヤーキモーが突き付けた証拠にポステュマスは怒り狂い、イノジェンは姿を消し……。交錯する思い、入り交じる動機、重大な誤解といった原作の真髄はそのままに、大胆にアクションも加えた現代劇に仕上がっている。(編集部・市川遥)
映画『アナーキー』は6月13日より新宿シネマカリテ(カリコレ2015)ほかにて全国順次公開