エビ中・柏木、映画初主演!ボカロ楽曲の実写映画で竹富聖花とダブル主演
ニコニコ動画で関連動画再生数2,500万回以上を誇る、歌声合成技術・応用ソフトウェアVOCALOID(通称:ボカロ)を使用した楽曲「脳漿炸裂ガール」を基にした実写映画『脳漿炸裂ガール』で、アイドルユニット私立恵比寿中学の柏木ひなたと、『ホットロード』『映画 暗殺教室』などの竹富聖花がダブル主演を務めることがわかった。柏木は映画初主演となる。
初主演に「お話をいただいたときは素直にうれしかったです。また新しい自分を発見できると思うとわくわくします!!!!!」と喜ぶ柏木。脚本について「正直衝撃的で怖かったです(>_<) でも曲は怖いとかそういうのはなく難しいなあと感じました!」とコメントを寄せつつ、「この作品に出会えたのは運命だと思うのでとても難しい役ですが自分自身の挑戦だと思うので頑張ります」と意気込んでいる。
一方の竹富は、原曲を聞いた際に「なんだ!? と不思議な気持ちになりました」という。「音楽というよりは未来の短編映画のような、とてもストーリー性があって独特な世界を持っている曲だと思いました」と続け、「人はみんな裏があり、何かを考え、悩み、そしてまた誰かに強い思いを抱いたり、崖っぷちまで追い詰められると何をするかわからない。そういう人間の衝撃的な一瞬を映画館で味わってもらえるように集中力を高めて撮影に挑みたいと思います」と語っている。
史上初めてボカロ楽曲を実写映画化する本作では、楽曲を基に執筆された小説「脳漿炸裂ガール」(角川ビーンズ文庫)を原作に製作。主人公は、誰もがうらやむ有名高校・聖アルテミス女学院に通う市位ハナ(柏木)と、彼女の同級生である稲沢はな(竹富)。クラスメイトたちと突然おりの中に入れられてしまった二人は、ゲームに勝ち残った1名だけが“真の卵”として大人の仲間入りができると告げられ、携帯電話を使ったサバイバルゲーム「黄金卵の就職活動」に参加することになる。
また「テラスハウス」(フジテレビ系)の菅谷哲也や、NHK連続テレビ小説「マッサン」の浅香航大らが出演することも決定。そのほか、上白石萌歌、志田友美(夢みるアドレセンス)、荒井敦史らが脇を固める。監督は『テニスの王子様』(2006)のアベユーイチ。(編集部・井本早紀)
映画『脳漿炸裂ガール』は今夏全国公開