新旧プリキュアのバトンタッチに潘めぐみ絶叫「最後じゃないよー!」
「プリキュア」シリーズの歴代キャラクターが集合する『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』の大感謝祭イベントが22日、新宿バルト9で行われ、「Go!プリンセスプリキュア」でキュアフローラの声を担当する嶋村侑、キュアマーメイド役の浅野真澄、「ハピネスチャージプリキュア!」のキュアラブリー役の中島愛、キュアプリンセス役の潘めぐみら、新旧プリキュアシリーズの4人の声優が出席した。
『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』フォトギャラリー
「Go!プリンセスプリキュア」のキャラクターをメインにした本劇場版が「ハピネスチャージプリキュア!」から「Go!プリンセスプリキュア」への実質的な最後のバトンタッチ作品になることから、登壇すると、中島、藩の二人は感慨深げ。イベント終了間際の挨拶では藩が「『ハピネスチャージプリキュア!』としては一旦の別れ。でも、さみしい気持ちよりもシリーズが続くことのありがたみや、こうして新たなプリキュアが仲間として加わってくださったことがなによりも嬉しいので、今はさみしさはありません!」とコメント。
中島も「一年を終えてこれからは先輩プリキュアの一員になると思うと、すごく感慨深くて、(劇中)ラブリーも先輩らしくなっていて、個人的にもジーンときました。これからもわたしはプリキュアのファン。ずっと応援していきたいなと思える作品でした」としみじみ。
だが、続けて嶋村が「『ハピネスチャージ』のみなさんとこうしてステージに立つのももしかしたら最後なのかな……」と切り出すと、潘は突然「最後じゃないよー!」と叫んで涙。壇上は一瞬騒然としたが、驚く声優陣を包み込むように会場からは大きな拍手が。潘は「泣かないって決めていたのに」とつぶやきながらも客席の声援に応えるように笑顔を見せ、その後は名残惜しそうにステージをあとにしていた。(取材・文:名鹿祥史)
『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』は3月14日より全国公開