訃報「24」「ニキータ」のアルバータ・ワトソンさん死去 60歳
テレビドラマ「ニキータ」「24 TWENTY FOUR」などで知られるカナダ人女優のアルバータ・ワトソンさんが亡くなった。60歳だった。
所属事務所のゲイリー・ゴッダード・エージェンシーの発表によると、アルバータさんはがんによる長く勇敢な闘病生活の末、21日(現地時間)にトロントのホスピスで夫のケンさんの腕に抱かれて息を引き取ったという。葬儀の詳細は明らかになっていない。
アルバータさんは2001年に終了したカナダ版のテレビドラマ「ニキータ」シリーズでマデリーンを演じていたが、同ドラマの第2シーズンの途中でリンパ腫と診断されたとのこと。ほかにも、「24 TWENTY FOUR」の第4シーズンでジャック・バウアーをクビにすることを決めたCTUロサンゼルス支局の支部長エリン・ドリスコル役で知られ、アメリカ版の「NIKITA / ニキータ」にマデリーン・ピアーズ役でゲスト出演するなどテレビを中心に活躍していた。
映画の出演作には、『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』『ルックアウト/見張り』などがある。(澤田理沙)