綾野剛×榮倉奈々×瑛太×三浦友和×永瀬正敏ら超豪華キャスト!佐藤浩市主演『64』に集結
俳優の佐藤浩市主演で横山秀夫のベストセラー小説を2部作で実写化する映画『64-ロクヨン-』に、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和、永瀬正敏、吉岡秀隆、仲村トオル、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝といった豪華キャスト陣が集結したことがわかった。
本作は、昭和最後の年である昭和64年に起きた“ロクヨン”と呼ばれる未解決誘拐事件と、14年後に発生した模倣事件、警察内部の対立を、佐藤演じる県警の広報官・三上を中心に描くミステリー。『ヘヴンズ ストーリー』などの瀬々敬久監督がメガホンを取り、刑事と広報官、キャリアとノンキャリア、仕事と家庭など、複雑な関係の中で葛藤する三上の姿をリアルに活写する。今年2月にクランクインし、5月クランクアップ予定だ。
三上の部下で広報室係長・諏訪役の綾野は、「正義と不義の狭間で、ただ一つの真実に向かって闘い抜く所存です。64の世界を、諏訪を通して真っ当を振りかざさず、心に秘めて生きさせていただきます」と気合十分。綾野と共に三上を支える広報室の紅一点・美雲役の榮倉も、「男性社会の中で、自分の役割を探し懸命に仕事と向き合う女性の役です。自分自身も、力強い役者の先輩方の中で美雲と向き合い、少しでも戦力になれますよう頑張りたいと思います!」と意気込む。
一方、記者クラブを取りまとめる東洋新聞キャップ・秋川役の瑛太は、佐藤と対立する難しい役どころに、「容易ではないです」と本音をこぼしつつ、「秋川の曲者度合いを楽しみ、この映画の良いスパイスになれるよう全身全霊でぶつかりたいと思います」と語った。
それぞれの配役は、三上の刑事時代の上司でかつてロクヨンの捜査班を務めた捜査一課長・松岡に三浦、同期の中で最も警察庁長官の椅子に近い県警本部長・辻内に椎名、三上の警察学校の同期である警務課調査官・二渡に仲村、出世欲の強い警務部長・赤間に滝藤、ポストを守るため保身に走る刑事部長・荒木田に奥田、警察に不信感を抱くロクヨン事件の被害者家族・雨宮芳男に永瀬、ロクヨン事件の半年後に辞職した幸田に吉岡、現場から臨場要請を受け科捜研から捜査に参加した元ロクヨン自宅班・日吉に窪田、三上の妻でロクヨンの捜査班にも加わった元婦警の美那子に夏川、新たに発生した誘拐事件の被害者家族・目崎正人に緒形が決定した。(編集部・吉田唯)
映画『64-ロクヨン- 前編』『64-ロクヨン- 後編』は2016年全国公開