英国貴族ドラマ「ダウントン・アビー」第6シーズンで終了へ
20世紀初頭のイギリスを描いたテレビドラマ「ダウントン・アビー」が第6シーズンで終了することを26日(現地時間)、プロデュースを担当したCarnival Filmsとアメリカの公共放送チャンネルPBSが発表した。
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同シリーズは、2011年にPBSで放映を開始し、アメリカでのイギリスドラマブームに火を付けた。PBSでテレビドラマを提供するプログラムMASTERPIECEの44年にわたる歴史の中でトップの人気を誇り、アメリカで多くの人に視聴されたテレビドラマとなった。また、テレビ界のアカデミー賞ともいわれるエミー賞で51賞にノミネート、11賞を受賞したのをはじめ、ゴールデン・グローブ賞テレビドラマ部門でも3賞を受賞するなど数多くの賞を受賞している。
Carnival Filmsの業務執行取締役であり、同シリーズの製作総指揮も務めたギャレス・ニームは、同シリーズ終了について「何百万人という世界中の人々がおよそ5年にもわたってクローリー家の繰り広げる物語についてきてくださいました。どんな番組にもいずれは終わりがやって来るものであります。『ダウントン・アビー』も例外ではありません。ストーリーの流れに沿って正しい、自然だと思えるタイミングで、そしていまなおファンの方々に楽しんでいただいている間に、『ダウントン・アビー』の物語を閉じたいと思っております」と語っている。
さらに、第6シーズンについて「最後のシーズンも、今までのように好奇心をそそるものであり、今回はさらにどのように終わりを迎えるのかを知る楽しみもあると思います」とファンの期待を高めるコメントを残した。第6シーズンはアメリカで2016年の放送を予定している。(編集部・石神恵美子)