渡部篤郎が嫌いな俳優は…剛力彩芽主演ドラマに不穏な空気?
俳優の渡部篤郎が30日、六本木のテレビ朝日本社で行われた金曜ナイトドラマ「天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-」制作発表記者会見に来場、共演者の長谷川朝晴のことが嫌いだと冗談交じりにぶちまけて会場を笑いに包んだ。この日は本作主演の剛力彩芽、そして内藤理沙、中村静香、荒川良々、宇崎竜童も登壇した。
本作は、人を信じて疑わない警察官・蒔田ヒカリ(剛力)が、誰も信じない弁護士の茶島龍之介(渡部)とともに「司法取引」という“禁断の交渉”を使って未解決事件の再捜査に挑むドラマ。この日、剛力はノースリーブのきらびやかな衣装で登場。会場を華やかな雰囲気に包み込んだが、渡部から「今日は劇中の衣装で出なさいと言われたんですけど、それ衣装じゃないですよね」とツッコミ。さらにワイシャツ姿で登場した長谷川に対しても「長谷川にいたってはジャケットも着ていないですから。最近、長谷川は忙しいんで、自分が何に出ているのかわかっていないんでしょうね」といじり始めて会場を沸かせる。
しかし「袖で『(渡部のものまねをしながら)ジャケットを脱げ、ハセ』と言われた」と渡部の指示だったことを明かす長谷川に対して、渡部も大爆笑。また、会見中には「わたしは○○が嫌いです」と告白するコーナーもあり、そこでも「俳優H.T.が嫌い」とフリップを出して、長谷川をいじる渡部。「最近売れてきたからか、電話にも出てくれなくなった。以前からご飯にも連れて行っていたのに、変わってしまったんですかね。でもまあ嫌いじゃないですよ。むしろハセの方が僕のことが苦手なんでしょうね」という渡部のコメントに、「怖いんですよ。目で語るんですから」と返答する長谷川。そこに渡部の視線を感じた長谷川は、「今もこれ以上言うのはやめておけと(目で)言うので、やめておきます」と付け加え、笑いを誘った。
そんな2人の仲むつまじい姿に剛力も、「撮影現場でも渡部さんの口からは、いつも長谷川さんの名前が出てくるんです。渡部さんは本当に(長谷川が)好きなんだろうなと思います」と笑顔で語っていた。(取材・文:壬生智裕)
金曜ナイトドラマ「天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-」は4月10日23時15分よりテレビ朝日系にて放送開始