『トランスフォーマー』新たな続編やスピンオフが計画中!
マイケル・ベイ監督による大ヒットSFアクションシリーズ『トランスフォーマー』の続編シリーズとスピンオフ作品の製作に向けて、米パラマウント ピクチャーズが動きだしているとDeadlineが報じた。
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同シリーズ第5弾の公開はすでに2016年を予定しているが、今回新たに同作の続編シリーズやスピンオフ作品の計画が明らかになった。パラマウントは『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞脚色賞を受賞した脚本家アキヴァ・ゴールズマンに、ベイ監督や製作総指揮を務めたスティーヴン・スピルバーグらと共に同シリーズの続編やスピンオフ作品のためのアイデアを考える会合に参加するよう働きかけているという。ゴールズマンは脚本を執筆するわけではなく、良い脚本家を見つけ出し、出来上がった脚本がうまくいくかを監修するのではないかとDeadlineは推測している。
ディズニーが『スター・ウォーズ』シリーズの新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』やスピンオフ『ローグ・ワン(原題) / Rogue One』を製作し、20世紀フォックスが3部作で『アバター』の続編を手掛ける一方で、パラマウントは『トランスフォーマー』を同社の売りとしていきたい様子。
ベイ監督は、リビアの都市ベンガジで起きた紛争から帰還した男の話を基に執筆された小説「13 Hours」の映画化でメガホンを取ることが報じられており、その作品の製作が終わり次第、本シリーズに取り掛かるのではないかと考えられている。
また、過去には『トランスフォーマー』シリーズと、同じく玩具会社ハズブロの人気フィギュアを基にした『G.I.ジョー』シリーズのプロデューサーを務めたロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが、両作品のクロスオーバー作品を製作したいと発言して話題になっていたが、ボナヴェンチュラも同会合に参加するようであり、本シリーズが今後どのような展開を迎えていくのか楽しみだ。(編集部・石神恵美子)