松岡修造?予告編解説にチャレンジするも、全く解説にならず
元プロテニスプレイヤー・松岡修造のものまねで知られるお笑い芸人のこにわが、映画『ミッシング・デイ』の予告編解説を“松岡修造風”に行う映像が公開された。同映像では松岡になりきったこにわが、ほとんど映画の内容や俳優に触れず、「修造チャレンジ」や夫婦関係についての持論などを展開し、全く予告編解説として成立させていない様子を見せている。
本作は一組の夫婦が、突如姿を消した娘を探し人身売買集団と戦うさまを描いたサスペンスアクション。命懸けで娘の奪還を図る夫を『父親たちの星条旗』のライアン・フィリップが演じ、娘を奪った人身売買集団の一員に『ハイ・フィデリティ』などのジョン・キューザックがふんしている。
映像で『ミッシング・デイ』の予告が流れると、こにわは「テニスの映画じゃねーぞ」とエンジン全開。子供の姿が映れば、松岡が行っているジュニア選手の強化キャンプ「修造チャレンジ」を持ち出し、子供たちに伝えたい「心の大切さ」を約3分の動画中、30秒使用して熱弁している。また動画の半分以上は映画ではなく、テニス関連の話をひたすら語り続けており、予告編解説映像としては驚きのクオリティーに仕上がっている。
同作を観たというこにわは、「最後の崖っぷち。僕は、思い出しましたよ。自分のウィンブルドンを。 わたしは、人が崖っぷちを乗り越える瞬間を見ましたよ。 まさか、この映画で観られるとは思いませんでしたよ。それはすごいですよ」とコメント。さらに「崖っぷちを使った。ということは、これは、世界最強の映画なんだよ! それを感じられる人間は、僕、そんなにいないと思いますよ」と謎の持論を述べている。(編集部・井本早紀)
映画『ミッシング・デイ』は4月4日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開