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訃報『アマデウス』『レナードの朝』の撮影監督が死去 80歳

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亡くなったミロスラフ・オンドリチェクさん
亡くなったミロスラフ・オンドリチェクさん - Michaela Feuereislova / isifa / Getty Images

 3月29日(現地時間)、チェコのプラハで、映画『アマデウス』『レナードの朝』の撮影監督として知られるミロスラフ・オンドリチェクさんが28日に80歳で亡くなったと、オンドリチェクさんの息子デイビッドのパートナーであるマーサ・イソヴァーがCzech News Agencyに発表した。PRAGUE POSTによると、死因は明らかにされていない。

【写真】『アマデウス』ギャラリー

 Deadlineなどによると、オンドリチェクさんは1934年に当時のチェコスロバキアのプラハで生まれ、映画学校を卒業後はドキュメンタリーやニュース番組の映像を撮影していたが、1950年代後半にバランドフ撮影所の養成所へ入学。その後は同撮影所で出会ったミロス・フォアマン監督の作品を多く手掛け、チェコ・ヌーヴェルヴァーグを先導した。フォアマン監督の『ラグタイム』と『アマデウス』では、アカデミー賞撮影賞にもノミネートされている。

 オンドリチェクさんは他にも、『スローターハウス5』『ガープの世界』『シルクウッド』『プリティ・リーグ』など、数々の秀作に携わってきた経歴も持つ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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