スティーヴン・キングの小説「IT」の撮影が6月からニューヨークで開始!
人気ホラー作家スティーヴン・キングの小説「IT」の映画版の撮影が、今年の6月からニューヨークで開始される予定であることがProduction Weeklyの公式ツイッターによって明らかになった。
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本作は、映画『リンカーン/秘密の書』のセス・グレアム=スミスとダン・リンらが、2部作に分けて製作する予定の作品。スミスは以前行われたEntertainment Weeklyによるインタビューの中で、「新作ではテレビミニシリーズで放映できなかった原作の悪質さを描けることになるだろう。すごく怖い映画になると思う」と語っていた。
1作目の監督は、『ジェーン・エア』『闇の列車、光の旅』やテレビシリーズ「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」などで注目された日系アメリカ人監督ケイリー・ジョージ・フクナガが務める。脚本についてはJornal O Globoによるインタビューの中で、フクナガ監督が『インベージョン』のデヴィッド・カイガニック、チェイス・パルマーと共同執筆し、その脚本を原作者のキングに送ったところ、キングからお墨付きをもらったことを明かしていた。
同作は、1990年に一度だけテレビミニシリーズ化されており、そのストーリーは人間の弱さにつけ込むピエロ、ペニーワイズに翻弄(ほんろう)される人々の姿を描いたもので、ペニーワイズを演じたティム・カリーの演技が話題になった。フクナガ監督によると、今のところ映画版のペニーワイズ役はまだ決まっていないという。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)