極秘テレビ映画製作をすっぱ抜かれたウィル・フェレル 作品を公開しないと宣言
ウィル・フェレルとクリステン・ウィグが極秘プロジェクトをすっぱ抜かれたことに怒り、すでに撮影を終えたテレビ映画を放送しないとの声明を出した。
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事の発端は、ウィルとクリステンが米Lifetime局でオリジナルテレビ映画「ザ・デッドリー・アドプション(原題) / A Deadly Adoption」を製作したとThe Hollywood Reporterが報じたことだったという。
同テレビ映画ではウィルとクリステンが夫婦を演じ、子供を養子に迎えることを目的に、ある妊婦に接近し、仲良くなるというストーリー。これだけのスターが出演しているテレビ映画を一切宣伝せずに撮り終えたこと、4月1日に製作ニュースが報じられたことなど、このテレビ映画も当初はエイプリルフールのジョーク扱いされていたが、ウィルとクリステンは真剣だったようだ。
「極秘プロジェクトが公になったことをとても残念に思います。クリステンと僕は、この作品を見送ることが一番だと考えました。このテレビ映画の実現に手を貸してくれた人々とLifetimeに感謝します」とウィルは声明を出し、棚上げしたことを明らかにしている。
ただ、ウィル・フェレルであろうと、多額の製作費をつぎ込んで撮影を終えている作品の公開を、出演俳優の意見だけで中止にできるのかは疑わしいと報じられている。いたずら好きのウィルが関わっていることで、中止の裏にはさらに何かサプライズがあるのではないかとも思われているようだ。
一方、Deadlineなどによると、極秘プロジェクトがリークした裏には、ウィルと彼のエージェントがライバル事務所に移ったことの報復として、以前の事務所が情報を流したのではないかという見方もあるらしい。(澤田理沙)