人気声優・中村繪里子、ガチのヤマトファンであることを実感!
声優の中村繪里子が10日、都内で行われた映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』Blu-ray ver.上映会&舞台あいさつに、出渕裕総監督、西井正典チーフメカニカルディレクター、別所誠人チーフディレクターと共に出席した。古代進役の小野大輔らと共にブルーレイ&DVD特典のオーディオコメンタリーに参加した桐生美影役の中村は、「作品に対する気持ちを共有したり、気付かなかったことを発見したり、古代の視点から観てみたり、楽しかったですね。長くやってらっしゃる小野さんの深い層の部分も感じられて……わたしもガチのヤマトファンだなって思いましたね」と熱い思いを語った。
さらに中村が、「まさかこのタイミングで、また劇場に戻ってこられるとは思っていなかった。ヤマトは本当に愛されているんだなってあらためて実感しました」と満面の笑みで語ると、超満員の会場から大きな拍手が湧き起こった。
今回発売されるブルーレイ&DVDについて出渕総監督は、「上映のときに至らないところがあったので、キャラクターに手を入れたり、撮影をやり直したり、かなり手を加えました。多分ご覧になる方はほとんど気付かないところだと思いますが、それが僕らの仕事。細部にまでこだわりましたので、ぜひ観てください」と力強くアピール。
今回出渕を支えた西井と別所も、印象に残った思い出を述懐。別所は、「脚本も書いた出渕総監督は一つ一つのシーンに思い入れがある。それをわれわれ第三者がバッサリとカットし、『総監督、(強めに)いいですよね!』と確認をとる作業が大変だった」と吐露。一方西井は、「ヤマトが搭載している武器を全て使えてよかった。中でも『ロケットアンカー』を敵艦に撃ち込んだときはうれしかったですね!」と子供のような笑顔で振り返った。
本作は、傑作SFアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を出渕総監督がリメイクした新シリーズ「宇宙戦艦ヤマト2199」の完全新作となる劇場版。星間国家ガミラスにより壊滅的な被害を受けた地球を救うため、イスカンダルに向かった宇宙戦艦ヤマトが、突如出現したガトランティスを名乗る艦隊との激しい攻防に巻き込まれていくさまを描く。(取材:坂田正樹)
映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』ブルーレイ&DVDは5月27日に発売