『続・荒野の用心棒』『サスペリア』テレビシリーズ化か?
フランスのテレビ製作会社AtlantiqueとイタリアのCattleyaが、映画『続・荒野の用心棒』(1966)と『サスペリア』(1977)のテレビシリーズ化を企画しているとDeadlineなどが報じた。
クエンティン・タランティーノ監督の映画『ジャンゴ 繋がれざる者』のインスピレーションにもなった『続・荒野の用心棒』でフランコ・ネロが演じたジャンゴは、その後、30本以上の映画でフィーチャーされている。最近ではセス・マクファーレンの映画『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』でジャンゴがカメオ出演するなど西部劇では知られたキャラクターだ。テレビシリーズはこのジャンゴを主役にしたドラマになるという。
一方、『サスペリア』のテレビシリーズは、原作者トマス・ド・クインシーの「深き淵よりの嘆息」を基にした同映画のリブート版になるとのこと。トマス自身を主人公にした時代劇ホラーとなり、ロンドンとローマを旅する中、ダークなミステリーを解いていくストーリーになるようだ。『サスペリア』のダリオ・アルジェント監督はテレビ版の芸術監督を務めるらしい。
実現すれば、それぞれのテレビシリーズは12エピソードで第1シーズンを製作予定だという。(澤田理沙)