“ラスボス”小林幸子、衝撃的のプロレスデビュー！ボブ・サップを倒す
千葉県の幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議2015」の目玉企画「超プロレスリング」に25日、“ラスボス”小林幸子が降臨した。小林は初日の大一番の対ボブ・サップ＆男色ディーノ戦に佐々木健介をセコンドに従えてサプライズ登場すると、扇を武器に両者を次々と撃破。最後は倒れたサップを扇で押さえ込んでスリーカウントを奪うなど、衝撃的なプロレスデビューを飾った。
この日のために特注したというリングコスチュームを着て、試合後に報道陣の取材に応じた小林は「いろいろ衣装を着てきましたけど、プロレスの衣装は初めて」と興奮気味。最初に話をもらったときは驚いたといい、「プロレスと聞いてお断りしました。面白そうですけど、わたしにはできませんと。でもいろいろ説得されていくうちにこんなプロレス界のトップの方たちとお仕事する機会もなかなかないし、面白いんじゃないかって思うようになったんです」とリングに上がった理由を説明。「リングってすごいですね。聖地ですものね」と目を輝かせた。
もっとも今後のプロレス活動については「これが最初で最後だと思います」ときっぱり。ボブ・サップが「リマッチ！ リマッチ！」と小林にあおりを入れると、「え、またやるんですか？ やりましょう！」と強気なリップサビースも見せたが、「今後はしませんよ。ありえないですよ」と報道陣をぴしゃり。
リング上で“ラスボス”コールに包まれた小林は「演歌の幸子とラスボスの幸子を分けて楽しんでおります。『葛藤はありませんか』とよく聞かれますが、ありません。やるからには自分も楽しんでやるのが一番いいこと。（プロレスをすることで）お客さんが喜んでくれたことが何よりうれしいです」と話していた。（取材・文：名鹿祥史）
「ニコニコ超会議2015」は26日まで千葉県の幕張メッセで開催