人間をセイウチにしたい!狂気の改造手術を描いた禁断の予告編!
人間とセイウチの異色コラボレーション(?)を描くホラー映画『Mr.タスク』の予告編が公開され、人間をセイウチに改造することを夢見る老人による、恐怖の手術の一端が明らかになった。
本作では、ハエと人間を合成する『ザ・フライ』をはじめ、『ムカデ人間』『武器人間』など、あらゆる“人間コラボ”映画のアイデアを超越するセイウチ人間が誕生。オタク映画ファンから絶大な支持を集めるケヴィン・スミス監督がメガホンを取り、セイウチに執心している老人ハワード・ハウの過去に隠された謎と、彼の凶行の犠牲になる主人公ウォレスの運命が描かれる。
公開された予告編に映し出されるのは、運営するポッドキャストの取材のために訪れたハワード邸で眠らされ、足を切断されてしまったウォレスの姿。「君はセイウチになるんだ」「セイウチだぞ」「セイウチだからな」というハワードの念入りな宣告に対して、人気声優・古谷徹による「アシカやアザラシじゃなくて、何でよりによってセイウチなんだ!?」というウォレスの気持ちを代弁するようなナレーションが、むなしく響く。
極め付けは、悲しい叫び声を上げる、完全モザイク処理がされたセイウチ人間の姿を捉えた映像。果たして本編においてどれほどグロテスクな姿をさらけだすことになるのか。公開が待ち遠しくなるばかりだ。
『ダイ・ハード4.0』のジャスティン・ロングがウォレスを、クエンティン・タランティーノ作品で知られるマイケル・パークスがハワードを熱演。また予告編には、オタクなウォレスの友人を演じる『シックス・センス』の元名子役ハーレイ・ジョエル・オスメントや、ジョニー・デップの娘リリー・ローズの銀幕デビュー姿も。ストーリーはもちろん、個性派俳優陣による演技合戦にも期待が高まる。(編集部・入倉功一)
映画『Mr.タスク』は7月18日より新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほかにて公開