シュワちゃん声優・玄田哲章、映画『コマンドー』名セリフを生披露し、ファン恍惚!?
アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えで有名な声優・玄田哲章が25日、都内で行われた「コマンドー ディレクターズ・カット<製作30周年記念日本語吹替新録版>」ブルーレイ発売記念イベントに出席。玄田は、客席からシュワルツェネッガー演じるメイトリックスの名セリフをリクエストされると、ノリノリで披露。会場からは大歓声が上がった。
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本イベントは、不朽の名作『コマンドー』の映画製作30周年を記念して、これまでDVDのみ発売となっていたディレクターズ・カット版本編および、テレビ朝日で放送された「日曜洋画劇場」初回放送版(1989年)をベースに、オリジナルキャストが再集結した日本語吹き替えの《新録音バージョン》が収録されたブルーレイが発売された記念として行われたもの。
25年ぶりにメイトリックスの吹き替えを行った玄田は「画面上のシュワちゃんは年をとってないけど、俺は年とっちゃったからな」と苦笑いを浮かべるも、すでに新録音バージョンを鑑賞したファンは、その変わらぬ声を絶賛。若さの秘けつを問われると「人間だから年を取ると、声も変わってくるけれど、映画に集中して、役の人生に入っていければ問題ないかな」と笑顔で語っていた。
シュワルツェネッガーを担当する前は、シルヴェスター・スタローンの吹き替えも行っていた玄田。「アニメでもなんでも筋骨隆々な役が多かった」とこれまでの声優人生を振り返ると「シュワちゃんとここまで長い付き合いになるとは思わなかった。途中政治家になったり、私生活がだらしなかったりするけれど、また映画に戻ってきた。作品に対する意欲はすごい」と評価した。
会場に詰め掛けた熱狂的『コマンドー』ファンから、名セリフのリクエストを受けた玄田は「お前を殺すのは最後だって約束したよな、あれは嘘だ」と「こいよベネット! 銃なんか捨ててかかって来い!」を生声で披露。感極まるファンがいるほど会場は盛り上がっていた。(磯部正和)
「コマンドー ディレクターズ・カット<製作30周年記念日本語吹替新録版>」は発売中