ディズニー、「ジャックと豆の木」映画化!童話原作再び
さまざまな童話をアニメ・実写化してきたディズニーが、今度は「ジャックと豆の木」を映画化するようだ。米人気ドラマ「ブレイキング・バッド」シリーズの脚本や監督を務めているヴィンス・ギリガンが同童話を基に執筆した「ビーンスタック(原題) / Beanstalk」の映画化権を、ディズニーが獲得したとDeadline.comが報じた。
【写真】ディズニーのこの実写作品にも「ジャックと豆の木」登場!
ヴィンスは、彼と同じく「ブレイキング・バッド」シリーズを手掛けているトーマス・シュノーズと共に脚本を執筆。さらに「ブレイキング・バッド」シリーズや『きみに読む物語』などのプロデューサーであるマーク・ジョンソンと製作も担当する予定とのこと。またヴィンスは監督の座も視野に入れているという。
「ジャックと豆の木」は牛と引き換えに魔法の豆を手に入れた少年が、その豆から成長した大きな豆の木を登って、天上の巨人の家に行きお宝を手に入れる物語。これまでにも『凸凹巨人退治』(1952)、『ジャックと天空の巨人』(2013)などとして映画化されているほか、ディズニーも同童話をモチーフに同社の看板キャラクター、ミッキーマウスを主人公とした「ミッキーのジャックと豆の木」を製作している。
昨年はアンデルセンの童話「雪の女王」をヒントに作られたアニメーション『アナと雪の女王』が大ヒットしたディズニー。まだアニメーション作品になるのか、実写化作品になるのかは明かされていないものの、「ブレイキング・バッド」のクリエイターと手を組むことや、現在ディズニーが今週末に公開される『シンデレラ』をはじめ、エマ・ワトソン主演で製作されている『美女と野獣』の実写版など童話の実写化に取り組んでいることから考えると、実写作品になる可能性もありそうだ。(編集部・井本早紀)