イ・ビョンホンが『荒野の七人』のリメイク作品に出演か
アントワーン・フークア監督、デンゼル・ワシントン主演の話題の新作『荒野の七人』のリメイク作品で、韓国のスター、イ・ビョンホンが出演交渉に入ったことがThe Hollywood Reporterほか複数メディアで報じられた。
本作は、MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)が企画している作品で、監督は映画『イコライザー』のアントワーン・フークア、脚本は人気テレビシリーズ「THE KILLING ~闇に眠る美少女」のニック・ピゾラットが執筆したものを、映画『ウォルト・ディズニーの約束』の監督ジョン・リー・ハンコックが改稿した。
ストーリーは、凶悪な山賊から町を守るために女性が、すご腕のガンマンたちを雇うというもの。オリジナル版の『荒野の七人』は、黒澤明監督が手掛けた名作『七人の侍』の西部劇版として翻案した作品で、ユル・ブリンナー、スティーヴ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーンなど当時のスターが結集した秀作。
今回のリメイク作品のキャスト陣も豪華で、デンゼル・ワシントンが、女性に雇われるバウンティーハンター役、クリス・プラットは、マジシャンからギャンブラーになった人物、ヴィンセント・ドノフリオはネイティブ・アメリカンを殺した過去を持つ役柄、イーサン・ホークは銃に長けた戦争脱走兵役、そしてこのたび出演交渉に入ったイ・ビョンホンは、もし出演が決まれば、釵(さい=琉球古武術で使用される武器)の使い手である年季奉公人役を演じるようだ。
さらに、映画『コナン・ザ・バーバリアン』のジェイソン・モモアも出演交渉に入ったようで、もし彼が決まれば、悪役を演じることになるようだ。撮影は今月末から開始する予定。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)