捨てられたへなちょこテディベア、大好きな少年のもとへ戻るため大冒険!パペット×実写がかわいい映像公開
パペットと実写を組み合わせて制作されたチェコ映画『クーキー』の特報が公開され、古くなってゴミ捨て場に捨てられてしまったへなちょこテディベアが大好きな少年のもとへ戻るために繰り広げる大冒険の一端が明らかになった。
本作は、チェコのアカデミー賞といわれるチェコ・ライオン賞で4冠を果たした話題作。町から遠く離れたゴミ捨て場でショベルカーに潰されそうなった瞬間、ひょっこりと動き出して森に逃げ込んだ弱虫で甘えん坊のテディベア・クーキーが、じゃまものたちが次々と現れ行く手を阻む中、少年オンドラが待つ家にたどり着くことができるのかを映し出す。
クーキーを作り上げたのは、チェコを代表するゲームクリエイター集団アマニタ・デザイン。第69回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『コーリャ愛のプラハ』のヤン・スヴェラーク監督からの依頼を受け、“森に住む自然の神様”という設定のキャラクター30体も手掛けている。特報では実際の森の中をテクテク歩くクーキーのキュートな姿のほか、クーキーの前に現れるそうした独特な風貌のキャラクターたちも確認できる。(編集部・市川遥)
映画『クーキー』は8月より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
カリコレ2015(5月16日~6月26日)にて先行上映