福士蒼汰、月9初主演に不安なし!
俳優の福士蒼汰が、7月にスタートするフジテレビ系月9ドラマ「恋仲(仮題)」で主演を務めることがわかった。初めての月9かつゴールデンタイムの連続ドラマの主演に、福士は「頭の中がよくわからない状態になりました」と驚きつつも、「あまり不安やプレッシャーは感じていなくて、“何してやろう”とか、興味や好奇心、楽しみの方が先に来ています」と心境を明かしている。
デビュー後間もなく主演した「仮面ライダーフォーゼ」で注目を集めた福士は、2013年に出演したNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍お茶の間の話題をさらったほか、映画『神さまの言うとおり』などの作品で主演し、第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。満を持して月9初主演となった本作で演じるのは、なんとなく就職し、東京の小さな建築事務所のアシスタントとしてうだつのあがらない日々を過ごしている主人公・三浦葵。運命の再会を果たした幼なじみで初恋の相手と、その隣にいた自分と同じ名前の“アオイ”という男の間で繰り広げられる三角関係の恋愛模様を描く。
今回のドラマで「月9の原点ともいえるラブストーリー」を目指すという藤野良太プロデューサーは、「主演は福士蒼汰さん以外に考えられませんでした」と断言。ドラマは主人公の高校時代から展開するとのことで、「少年の持つ純粋さと、大人の色気が交じり合う福士蒼汰さんはこのドラマの主人公に最適な俳優であると確信しています」と語っている。
福士はオファーを受けた当初を振り返り、「ドラマといえば月9、月9といえばドラマという印象が昔からあったので、自分がそれに出る、という実感が最初は湧かなかったです。でもいい作品を作りたいと単純に思いました」とコメント。ドラマについて「誰もが通る青春の道を描き、それを経て生きている今の葛藤がとても面白いと思いました。とても共感して見られるとも思いますし、気楽にも見られる作品になると思います」と自信をのぞかせ、「今まで僕が見てきた月9には、“ドラマっていいな、また来週見たいな”と思わせてくれる作品がたくさんありました。僕もそういうドラマをみんなで作っていきたいです」と意気込んでいる。
演出は「SUMMER NUDE サマーヌード」の金井紘、「失恋ショコラティエ」の宮木正悟が担当し、脚本は『ストロボ・エッジ』の桑村さや香が執筆する。(編集部・井本早紀)
ドラマ「恋仲(仮題)」はフジテレビ系で2015年7月にスタート(毎週月曜・午後9時~9時54分放送)