ヒップホップ界の伝説グランドマスター・フラッシュがバズ・ラーマンの新作ドラマに参加!
ヒップホップ界の黎明(れいめい)期を支えた伝説のヒップホップアーティスト、グランドマスター・フラッシュが、バズ・ラーマン監督の新作ドラマ「ザ・ゲット・ダウン(原題) / The Get Down」で、共同プロデューサー兼アドバイザーとして参加することがDeadlineによって明らかになった。
ヒップホップシーンの立役者が出演!『ワイルド・スタイル』シーン写真
本作は、米映像配信会社Netflixのもと企画されている13話のドラマシリーズ。1970年代の経済不況で犯罪が多発していたサウス・ブロンクスを舞台に、10代の若者たちに焦点を当て、ラップの誕生を含めた音楽シーンを描いたものになる。
グランドマスター・フラッシュは、1970年代にDJクールハークからDJを学び、その後、グランドマスター・フラッシュ・アンド・ザ・フューリアス・ファイヴを結成し、レコード・レーベル、エンジョイ・レコーズから「Message」などのヒット作を出し、DJの技術、スクラッチを広めた人物でもあり、2007年にはロックの殿堂入りを果たしている。
キャストには、このグランドマスター・フラッシュ役に、新星マモドゥー・アシーが挑戦することになった。放送は2016年を予定している。現在、米ケーブル局HBOでは大手レコード・レーベル、エンパイアのCEOを描いたテレビドラマ「Empire 成功の代償」が成功を収めており、今作も新たなヒップホップ作品として注目を集めている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)