長瀬智也、7年ぶりに映画主演!クドカン作品で神木隆之介と15年ぶりの共演!
TOKIOの長瀬智也が、宮藤官九郎監督映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』で7年ぶりの映画主演を果たすことがわかった。さらに長瀬とは約15年ぶりの共演となる、若手実力派の神木隆之介も同作に出演する。
宮藤監督の完全オリジナル作である本作の舞台は「地獄」。長瀬演じる、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド・地獄図(ヘルズ)のボーカル&ギターを務める赤鬼のキラーKが、17歳にして地獄に落ちてしまった高校生・大助(神木)のため、現世へのよみがえりを懸けた地獄めぐりに向けて、大助に“鬼特訓”を施すことになる。
脚本も手掛けている宮藤監督によると、「高齢化社会だし、自分もいつか死ぬし『死ぬのが怖くなくなる映画』を作りたいと思った」ことがこの作品の発端だったという。劇中では、キラーK率いる地獄のロックバンド・地獄図が、映画オリジナル曲を演奏する場面もあるといい、大助役の神木も地獄図の一員となり、猛特訓したギターの腕前と歌声を披露するとのこと。
宮藤監督とのタッグに長瀬は「以前、音楽を題材にした作品をやりたいという話をしたことがあったので、今回の企画は待っていました! という感じでした」と大興奮。また久々の神木との共演に、「隆之介くんは、素晴らしい役者になったと再会して思いました。自分にない彼の爽やかで真っすぐなところと、交わり合って化学反応が起きれば良いなと思っています。15年ぶりに、もう一回ぶつかり合えることを楽しみにしています」と期待を膨らませている様子。
一方の神木も「長瀬さんとの共演は小学校3年生の時以来です。当時の優しいお兄ちゃんという印象から変わらないですが、自分も大人になりどんな風に関係性を作っていけるのかとても楽しみです」と大喜び。また「宮藤監督の作品に参加できて、とてもうれしいけれど緊張感もあります。脚本を読みながら、ずっと笑っていました」と語っている。
今回長瀬は赤鬼役ということで、どのような見た目で登場するのかも気になるところ。長瀬は「パッと見るだけでは、僕だとわからないんじゃないかな」と期待をあおるコメントを寄せている。映画は5月中旬に都内でクランクイン。クランクアップを夏に、全国公開を2016年2月に予定している。(編集部・井本早紀)
映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』は2016年2月に全国公開