アメリカ版松岡修造?シャイア・ラブーフの熱血動画が話題に
日本で熱血応援といえば、元プロテニスプレーヤーでタレントの松岡修造の名が挙がるが、その彼の熱血ぶりに負けないくらい、「きみならできる」「諦めるな!」「やれ!」と俳優のシャイア・ラブーフがひたすら叫ぶ動画がインターネットで話題となっている。
動画はロンドンの芸術大学セントラル・セント・マーチンズの学生とシャイアがコラボし、学生がシャイアを主演に制作した約30秒の短い映像を組み合わせたもの。「#INTRODUCTIONS」のタイトルで全部で約31分の映像となっているが、今回注目を浴びているのは、シャイアが両手を大きく動かして「夢を夢のままにしておくんじゃない」「今行動するんだ。何を待っているんだ!?」と熱く語り掛ける作品。この部分を取り上げた動画は、公開から1週間もたたずに380万回以上の再生回数を突破するほどの人気動画になっているほか、動画の背景がグリーンバックであったことからこの動画を使用したパロディー動画も次々とYouTubeなどの動画共有サイトに上げられている。
パロディー動画では、もしもアメリカの非営利団体TEDが開催するプレゼンイベント「TEDカンファレンス」でシャイアがこの演説をしたら、もしも自分の家のベランダでシャイアが叫んでいたらといった設定のものや、『スター・ウォーズ』や『アベンジャーズ』の登場人物たちをシャイアがこの熱血ぶりで説得しようとするもの、音楽をつけて一つの歌にしたものまでバラエティーに富んだ映像が制作されている。またそれぞれの動画には「元気が出た」「メッセージは正しいけど、彼の顔にパンチしたくなる」「ずっと繰り返し見ている」などのコメントが寄せられており、モチベーションを上げる動画としても関心を集めているよう。
さらには俳優のジェームズ・フランコもこの流れに参加し、シャイアが繰り返す言葉「just do it」に掛けて「just poo it」(大便する)というタイトルの動画を投稿。ジェームズの笑いのセンスが光る動画として、多くのメディアで取り上げられている。(濱島裕)