中村蒼が衝撃の“洞窟おじさん”化!山中で43年間のサバイバル生活を続けた男の実話
親の虐待から逃れ13歳で家出し、43年間のサバイバル生活を続けた男の実話をテレビドラマ化したNHKスペシャルドラマ「洞窟おじさん」で、主人公にふんした中村蒼の衝撃の写真が公開となった。
本作の原作は、加村一馬の「洞窟オジさん 荒野の43年」。山中の洞窟でたった一人で生き抜いてきた男が57歳で発見されるまでを追った物語で、ヘビやネズミで食いつないでいた主人公が、生きるためにイノシシ狩りや山菜や蘭を売る知恵を身につけ、やがて知り合ったホームレスから文字や女性の魅力を学んでいくというもの。
今回、公開された中村演じる“洞窟おじさん”の写真には、伸び切ったぼさぼさの長髪、土で汚れ茶色がかった顔、毛皮のようなものを身につけた野性児の姿が。普段のスイートなルックスの中村の、あまりの変貌ぶりに驚かされる。
まさに「事実は小説より奇なり」な物語だが、徐々に触れていく人間社会に戸惑いながら自分の居場所を求めてさまよい続ける孤独な男の物語は、世知辛い日常をサバイブする現代人の共感を誘うはずだ。中村のほか、リリー・フランキー、尾野真千子、生瀬勝久ら個性派キャストが名を連ねる。(編集部・石井百合子)
スペシャルドラマ「洞窟おじさん」は7月20日午後9時00分~午後10時59分、NHK・BSプレミアムにて放送