ボーイズラブ映画の“その後”をキャストが劇場で“生”実演!
恋愛関係の男子高校生2人の姿を描いたボーイズラブ映画『セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY』先行上映イベントが14日、東京・有楽町朝日ホールで行われ、主演の廣瀬智紀、山田ジェームス武が登壇した。
橘紅緒(原作)と宝井理人(作画)のボーイズラブ(BL)コミックを実写化した本作。BL映画『タクミくん』シリーズで同性同士の恋を情緒的に描くことに定評のある横井健司監督がメガホンを取った。前編にあたる公開中の『セブンデイズ MONDAY→THURSDAY』では、1週間限定の恋人として付き合い始めた高校3年生の篠弓弦(山田)と、弓道部の後輩・芹生冬至(廣瀬)の月曜から木曜までの軌跡が描かれている。
これが人気を呼び、「上映回数が2回から3回に増えたそうで、うれしいです」と山田。廣瀬も「直接お客様から反応をいただけるのは、ありがたいです」と素直に喜びを見せた。
今回上映された後編では、金曜から日曜までの残り3日間の2人の恋の行方が映し出され、廣瀬が「全面的に人を受け入れる体制が整っているキャラ」と分析する芹生と、山田いわく「感情的で、考えずに動くタイプ」の弓弦が、どんな結末を迎えるのか気になるところ。
またイベントでは、本編の結末の「その後」を廣瀬と山田が壇上で実際に演じるなど、ファン垂ぜんのサービスも。最後に廣瀬が「スタッフ、キャスト一同が熱い思いで臨みました。男同士(の恋愛)ですが、みずみずしさを大切に作った」と思いを告白。途中、「みずみずしさ」を強調しすぎて、山田から「ビチョビチョだよ!」と突っ込まれるも、「皆さんに観ていただいて、いろいろな幸せを届けたいと思っています」とアピールしていた。(取材・文:藤井郁)
映画『セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY』は7月4日より池袋HUMAXシネマズほか公開