『呪怨』伽椰子がリングデビュー!呪いの力で天龍源一郎を下す
ジャパニーズホラー映画『呪怨 -ザ・ファイナル-』に登場する“最恐ヒロイン”佐伯伽椰子が17日、都内で「公開直前ファイナル対決イベント」と銘打って、11月での現役引退を表明しているプロレスラー・天龍源一郎と対戦。セコンドは息子の俊雄が務め、「万歩計対決」「ジェスチャー対決」「早口言葉対決」の3本勝負を行い、勝利をつかんだ。
入場時には「呪えないやつはいない。たとえ、それが人類最強の男でも」とのアナウンスで、白塗り姿の俊雄と共に入場した伽椰子。1戦目、手に持った万歩計を振って数を競う「万歩計カウント対決」こそ、天龍に敗れたものの、続く俊雄の動きを見て何を表現しているかを当てる「ジェスチャークイズ対決」では親子の絆もあってか勝利。
最後の「早口対決」は接戦が予想されたが、苦戦する天龍に対して伽椰子はキャラを一変して見事な滑舌を披露して圧勝。チャンピオンベルトを受け取ると高々と頭上に掲げ、俊雄も「お母さん最強」と喜んだ。
試合後、天龍は開口一番「未知との遭遇でしたよ」とやりにくそうに振り返り、「このキャラクターで握手を求められたときはゾッとしたよ」と苦笑い。伽椰子から「天龍さんの試合応援に行きます」とエールを送られるも、「この格好で来るの? 目立つからいいね。楽しみにしています」とやはり苦笑いだった。
同作はハリウッドでもリメイクされた、大ヒットJホラー『呪怨』シリーズの完結編。『感染』『学校の怪談 呪いの言霊』などの落合正幸監督がメガホンを取り、行方不明の妹を捜す女性(平愛梨)が、すさまじいパワーを秘めた呪いと対峙(たいじ)する姿を追う。(中村好伸)
映画『呪怨 -ザ・ファイナル-』は6月20日より新宿バルト9ほか全国公開