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「あの花」初の実写化!じんたん役にはテレビドラマ初主演の村上虹郎を大抜擢!

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感動再び! 「あの花」が実写ドラマ化
感動再び! 「あの花」が実写ドラマ化

 2011年のテレビ放送時に「大人も泣ける」と話題を呼び、2013年公開の劇場版は興行収入10億円を突破した大ヒットアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が、フジテレビ系スペシャルドラマとして初めて実写化されることがわかった。主人公・宿海仁太(じんたん)を演じるのは、歌手・UAと俳優・村上淳の息子である村上虹郎。物語を彩る面々には、地上波ドラマ初出演、テレビドラマ初主演の村上と同様、次世代を担う俳優陣が集結した。

【写真】キャラクターにふんしたキャスト陣!

 「あの花」こと「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は、フジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」の27作目として、2011年4月~6月に放送された完全オリジナルストーリーのアニメ。かつて幼なじみ6人で「超平和バスターズ」という仲良しグループを結成していた少年少女の前に、7年前に亡くなったはずの少女・本間芽衣子(めんま)が、ある願いをかなえるために仁太にだけ見える幽霊となって現れるファンタジー作品だ。

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 舞台となった埼玉県・秩父市には“聖地巡礼”に多くのファンが訪れるほどの社会現象となった作品とあって、キャストは何度もオーディションを重ねて決定された。結果、主演には河瀬直美監督の『2つ目の窓』でカンヌ国際映画祭にも参加経験のある村上を抜てき。ヒロインで幽霊の芽衣子役にはNHK連続テレビ小説「まれ」などの浜辺美波、地元一番の進学校に通う秀才タイプの松雪集(ゆきあつ)役には「烈車戦隊トッキュウジャー」などの志尊淳、引っ込み思案だったが高校デビューでギャルとなった安城鳴子(あなる)役には「地獄先生ぬ~べ~」などの松井愛莉、 集と同じ進学校に通うしっかり者の鶴見知利子(つるこ)役には「アルジャーノンに花束を」などの飯豊まりえ、高校に行かずに世界中を旅している皆の弟分・久川鉄道(ぽっぽ)役には、女優・高畑淳子の息子で同じく「まれ」に出演中の高畑裕太が起用された。

全体
主人公・宿海仁太(じんたん)役の村上虹郎、ヒロイン・芽衣子(めんま)役の浜辺美波

 アニメ放送時は海外留学中で作品を知らなかったという村上は、引きこもりの仁太の絵と自身の写真が並んでいるのを見て、その雰囲気がぴったりだと思ったそう。ファンが多い作品だけに、村上は「アニメを100%表現するのは難しいですが」と前置きしつつ、「この現場では、僕も含め、それぞれが自分から役に近づくということをしていて、人間がいることで、アニメとは違う味が出せると思います。ファンの方もアニメを知らない方も、気持ちよく見られる作品にしたいな、と思いますのでご期待ください」と呼び掛けた。ヒロイン・芽衣子役の浜辺も「既にいろんな方がイメージを持っていらっしゃると思います。それを壊さないように、自分なりに“めんま”を消化して、少しでもイメージに似た“めんま”を演じられれば、と思っています」と意気込んでいる。

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 本作を大好きな作品と語る編成企画の狩野雄太も、「思い入れが強いファンの方もいらっしゃるので非常に勇気がいる、チャレンジのしがいのある作品だと思っております」と語り、「アニメ通りだと“めんま”は銀髪にしなくてはならないなどあるのですが、プロデューサーや監督との相談の結果、生身の人間にする場合、黒髪にした方がいいであろうと結論になりました。またセリフ回しの細かなニュアンスは若干、現実寄りにいたしました」とドラマならではの世界観で、「あの花」の新たな魅力を引き出そうと奮闘している。なお、放送日は後日発表される。(編集部・吉田唯)

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