映画『ナルニア国物語』第4弾の脚本完成!
映画『ナルニア国物語』シリーズ第4弾の脚本が完成したと、脚本家のデヴィッド・マギーがTwitterで明かした。
映画『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』フォトギャラリー
同シリーズは、C・S・ルイスの児童小説「ナルニア国物語」を映画化したファンタジー。『第1章:ライオンと魔女』(2005)、『第2章:カスピアン王子の角笛』(2008)、『第3章:アスラン王と魔法の島』(2010)と第3弾まで映画化されている。第4弾の原作「銀のいす」にはペベンシー家の4兄弟は登場せず、彼らのいとこ・ユースチス(『第3章:アスラン王と魔法の島』ではウィル・ポールターが演じた)がメインで描かれている。
2013年12月、映画『ネバーランド』と『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』で2度アカデミー賞脚色賞にノミネートされているマギーが第4弾の脚本を担当することになったと報じられて以来、あまり動きのなかった映画化企画だが、マギーは17日に「今日、『銀のいす』の最終稿を完成させた」とツイート。「1年以上にわたってこのプロジェクトに関われたことを本当にうれしく思う。とても充実感があるよ」と満足げに続けている。
すでにこのツイートは削除されているものの、NarniaWebがマギー本人に確認すると内容は間違いないと認めたという。これから他の脚本家による加筆が入る可能性もあるが、確実に第4弾の映画化が進行しているという事実はファンにとってはうれしい知らせといえるだろう。
なお、同映画シリーズは、第1弾と第2弾はディズニーが、第3弾は20世紀フォックスが配給。第4弾はマーク・ゴードン・カンパニーが手掛けている。(編集部・市川遥)