今年ブレイク必至のイケメン俳優・中川大志、初のホラー映画でビビリまくり!?
ホラーゲームを基にノベライズされ、実写映画化された『青鬼』に続く映画第2弾『青鬼 ver.2.0』に主演したイケメン俳優・中川大志が、初めてとなるホラー映画への出演で学んだことや撮影秘話を語った。
怪物が出るというウワサの屋敷で肝試し動画の実況を試みた高校生が、予測不能に登場する青鬼やそのバージョンアップキャラである「フワッティー」に襲われながらも屋敷を脱出しようとするスリリングなホラー映画。「実は大の怖がり」という中川は「台本を読みながら、最初はものすごくビビっちゃいました(笑)。でもそのときに自分が感じた以上の恐怖を味わってもらえたらいいなと、楽しみながら撮影したんです」と打ち明ける。
ところが彼の演じる主人公、ひろしは感情を表に出さない知性派で「ホラー映画って、怖い物にいかにリアクションするかが大事だと思うのですが、ひろしはそれができないキャラクター。感情をセリフや表情に出さないことが課題でした」と撮影を振り返る。しかも青鬼らはCGで描かれるため、「リハーサルの段階で監督や共演者と話し合って動きを決め、想像力を働かせる必要がありました。映像って面白いですよね。現実には存在しないものとこうして共演できるのですから」と俳優としての新たな経験を楽しんだ様子だ。
「作品を観てくださる方たちの期待を、良い意味で裏切り続ける俳優でいたい。チャレンジってやっぱり面白いです」と俳優業への意欲を新たにした中川。「家政婦のミタ」をはじめとするテレビドラマや、広瀬すずとの共演が話題の「シーブリーズ」のCMなどで活躍の幅を広げ、今後もテレビドラマ「南くんの恋人~my little lover」に主演するなど話題作が続く。一方で、「まとまったお休みがあったらイタリアやフランスへ行きたいです、食べ物がおいしそうだから。食いしん坊というか……食べ盛りなんです!」と17歳男子らしい素顔をのぞかせる。俳優業について語るときのキリリとした表情と純朴な素顔、そのギャップが可能性の大きさを感じさせる正統派イケメンだ。(取材・文:浅見祥子)
映画『青鬼 ver.2.0』は7月4日より全国公開