哀川翔、カブトムシ200匹を観客にプレゼント
3D昆虫ドキュメンタリー映画『アリのままでいたい』の初日舞台あいさつが11日、丸の内TOEIで行われ、昆虫大好きでカブトムシ飼育歴14年の俳優・哀川翔から、来場者100名につがいのカブトムシ計200匹がプレゼントされた。
本作は、超クローズアップ撮影を可能にしたカメラを駆使して、日本に生息する昆虫たちの驚くべき生態に迫ったネイチャードキュメンタリー。今回、子供たちに映画の魅力をより伝えるため、昆虫好きで知られる哀川に依頼し、哀川が毎年、自宅と茨城にある飼育所でふ化させている5,000匹のカブトムシの中からつがいで200匹を、舞台あいさつに来場した希望者100名にプレゼントしてもらうことに。
ビデオメッセージで登場した哀川は「夏といえばカブトムシ。今回は映画の公開を記念して、わたしがふ化したカブトムシを会場の方にプレゼントします。このカブトムシを大切に育てて、ギネス級のカブトムシを誕生させてくれるとうれしいです」とメッセージを送り、会場を盛り上げた。
舞台あいさつにはボイスキャストを務めたDAIGO、吉田羊をはじめ、栗林慧撮影総監督、鴨下潔監督も出席。吉田は「最初マネージャーさんから、『次の仕事はカマキリの役だから』って言われたときは、何言っているのかわからなかったのですが、昆虫のドキュメンタリーと聞いて、あんな小さな生き物をどうやって撮るんだろうってすごく興味津々で臨めました」とオファー時の心境を告白した。
また、希望者100名に哀川のカブトムシがプレゼントされると、仲良くフォトセッションをするはずだったが、元気のいいカブトムシたちは、吉田の腕を這い回ったりと、途中から制御不能に。最後は館内を飛び回り捕獲不能になるなど、大ハプニングの舞台あいさつとなった。(磯部正和)
映画『アリのままでいたい』は全国公開中