ディズニーが『アラジン』前日譚を実写映画化
ディズニーがアニメーション映画『アラジン』(1992)の前日譚(たん)の実写映画化企画を進めていると The Hollywood Reporter が報じた。
『アラジン』は、「アラビアン・ナイト」を下敷きに、三つの願いをかなえる魔人ジーニーが宿ったランプを手にした青年アラジンの姿を描いたアニメーション。故ロビン・ウィリアムズさんが陽気なジーニーの声を務め、第65回アカデミー賞で作曲賞と主題歌賞を獲得した名作だ。
前日譚(たん)のタイトルは『ジーニーズ(原題) / Genies』で、ジーニーがなぜランプに閉じ込められることになったのかをつづるコメディーアドベンチャーになるという。現在『フレディ vs ジェイソン』のダミアン・シャノン&マーク・スウィフトが脚本を執筆中だ。監督やキャスト、公開日は未定。
また、『ジーニーズ(原題)』は制作の初期段階ではあるものの、ディズニーは同作に続いて実写版『アラジン』を制作することも視野に入れているとのこと。ディズニーは自らのアニメーション映画の実写化を積極的に進めており、現在、『美女と野獣』『ダンボ』『ピノキオ』『くまのプーさん』『ムーラン』などに加え、『シンデレラ』の王子、『ピーター・パン』のティンカーベルを主人公にした実写映画化企画を抱えている。(編集部・市川遥)