実写版「orange」に土屋太鳳&山崎賢人!「まれ」カップルが再タッグ!
NHK連続テレビ小説「まれ」で主演を務める土屋太鳳と、同ドラマで土屋の相手役を務める山崎賢人が、月刊漫画雑誌「月刊アクション」(双葉社)で連載中の人気コミックを実写化する映画『orange-オレンジ-』で再びタッグを組むことが明らかになった。
同作は、累計発行部数150万部を突破する、高野苺による大ヒット少女コミックが原作。長野県松本市を舞台に、高校2年生の少女・高宮菜穂(土屋)が、10年後の自分から、大切な人・成瀬翔(山崎)の身に起きた悲劇を防げなかったことへの後悔がつづられた手紙を受け取り、未来を変えようと日々を積み重ねていく姿を描く。
高校生のころに原作を読み、「深い悲しみや、生きることの大切さ、高校生活のキラキラ感を感じていました」という土屋は、「まれ」で相手役を務める山崎との運命的な再共演に「最初に作品のオファーを頂いた時、直感的に『翔は賢人君かな?』と思っていたら本当に当たっていて嬉しかったです」と感激。人気コミックのヒロイン役へのプレッシャーを感じる一方で、「撮影の一瞬一瞬に全力で愛情をこめていきたいと思います。翔と菜穂の心の旅を楽しんで頂けたら嬉しいです」と語る。
また、「まれ」のほか、日本テレビ系ドラマ「デスノート」など話題作への参加が続く山崎は、劇中、母親の自殺によって心に深い傷を負っている翔の複雑な心理を表現。「切なさと、青春を感じられる作品だと思うので、太鳳ちゃんやキャストの方々と一緒に楽しみながら、大切なことが伝わる作品になれば良いと思います」と気合を込める。
さらに、菜穂を思いながらも翔との恋を応援するサッカー少年・須和弘人を、「獣電戦隊キョウリュウジャー」のキョウリュウレッド役で知られる竜星涼が演じるほか、山崎紘菜(茅野貴子役)、桜田通(萩田朔役)、清水くるみ(村坂あずさ役)らが出演。それぞれの後悔と希望を胸に前へ進んでいく等身大の若者像を、旬の若手キャストが体現する。監督は長編映画初挑戦となる橋本光二郎が担当し、原作の舞台である松本市で大規模ロケを敢行。クランクインから公開まで約3か月半という異例のスピードで公開を迎えるという、新たな純愛青春映画への期待が高まる。(編集部・入倉功一)
映画『orange-オレンジ-』は12月12日より全国公開