中川翔子、中学時代の黒歴史は自作絵の藤原竜也
映画『ポケモン・ザ・ムービー XY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」』でゲスト声優を務め、兄妹役で共演した藤原竜也と中川翔子。藤原がアフレコの難しさを語る一方で、中川は中学時代に藤原の雄姿をイラストとして描いていた事実を自らの黒歴史として告白した。
映画『ポケモン・ザ・ムービー XY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」』フォトギャラリー
今回初めてポケモン映画の声優に挑戦し、物語の中心人物の一人である青年バルザの声を担当した藤原は、「声優というのは本当に奥の深い仕事。ただ声を入れればいいということではない、と学ばせてもらいました」とアフレコを振り返る。さらに、「慣れないアフレコに戸惑いなども感じていたんですけど、しょこたんが役を見事に成立させていて、すごく助けてもらいました」と9作連続でゲスト声優を務めるポケモン映画の常連組で、バルザの妹メアリの声を担当した中川を絶賛。
すると中川は「ありがたきお言葉過ぎます!」と感無量の表情を浮かべ、「わたし、中学生のときに藤原さんの舞台を観て、藤原さんのイラストを描いていたことがあるんです。すごく気持ち悪いんですけど(笑)」と自らの過去を暴露。わずか15歳で蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」の主役を務めた藤原に魅了された彼女は、感動のあまり藤原の勇姿をイラスト化せずにはいられなかったらしい。
「だから、今回のアフレコ共演はうれし過ぎますよ! 妄想が現実化したような感じです。3次元でどんなに難しい役も演じこなしてしまう藤原さんが、2次元でも完璧にバルザになっていて本当にすごいです!」と興奮気味に訴える中川だが、ふとわれに返り、「藤原さんのイラストを描いていたのは自分の黒歴史。その絵を中学時代の仲間が今も持っているらしいんです。ここにあったら破りたい」と苦笑い。藤原は「そのイラストに興味があります」と言いながら、やや照れくさそうにほほ笑んでいた。(取材・文:斉藤由紀子)
映画『ポケモン・ザ・ムービーXY「光輪(リング)の超魔神 フーパ」』は全国公開中 同時上映『ピカチュウとポケモンおんがくたい』