幻のオリジナルビデオ版「ほんとにあった怖い話」3部作の上映決定!
Jホラーの先駆者・鶴田法男監督が1991年~1992年に発表したオリジナルビデオ版「ほんとにあった怖い話」3部作が、8月24日に「グローイングアップ映画祭~鶴川ショートムービーコンテスト」の「月イチ映画上映会」第6弾として和光大学ポプリホール鶴川で上映される。昨年、放送開始から15周年を迎えた、鶴田監督がメイン監督・脚本を担当している「ほんとにあった怖い話」(フジテレビ系)の原点にして、VHS、DVDの生産が終了しており現在は鑑賞が非常に困難になっている幻の3部作だ。
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今回上映されることが決まったのは、「ほんとにあった怖い話」(3話オムニバス)、「ほんとにあった怖い話 第二夜」(3話オムニバス)、「新ほんとにあった怖い話/幽玄界」(4話オムニバス)という3部作全10話。同シリーズの恐怖演出は、『リング』の中田秀夫監督、『回路』の黒沢清監督、『呪怨』の清水崇監督といったJホラー作家たちに影響を与えたことでも知られており、ホラーファンなら押さえておきたい作品となっている。
また、2010年放送の「赤いイヤリングの怪」(大島優子主演)、2007年放送の「真夜中の病棟」(榮倉奈々主演)、2004年放送の「ひとりぼっちの少女」(佐津川愛美、谷村美月主演)はビデオ版のリメイクで、そのオリジナル版が観られる機会としても貴重といえるだろう。同日は鶴田監督によるトークショーも予定されている。
「グローイングアップ映画祭~鶴川ショートムービーコンテスト」は、鶴川発の体験型映画祭。メインプログラムとなる11月開催の「鶴川ショートムービーコンテスト」に向け、プロ&アマ問わず多彩な企画とゲストを迎えて開催する「月イチ映画上映会」が毎月開催されている。(編集部・市川遥)
オリジナルビデオ版「ほんとにあった怖い話」3部作は8月24日に和光大学ポプリホール鶴川で上映 12:00開場/12:30開映 料金500円(町田市民ホールと和光大学ポプリホール鶴川でチケット発売中)