『マッドマックス』上映中の米映画館で銃撃 容疑者は警官によって射殺
現地時間5日、米テネシー州ナッシュビルの映画館で男が銃のようなものを発砲し、その男は駆け付けた警察官によって射殺された。事件当時、館内では映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が上映されていた。Varietyほか複数のメディアが報じた。
警察によると、射殺されたのは地元在住のヴィンセント・デヴィッド・モンタノ容疑者(29)で、映画館の裏口から逃げようとしたところ、駆け付けた警察官と銃撃戦となった末に、射殺された。のちに、容疑者が所持していたのは、最も高性能な空気銃とされるペレット銃であったことが判明。容疑者には精神科への通院歴があったという。
男は拳銃に加え、おのを装備していたほか、二つのリュックを所持しており、爆弾処理班がそのうちの一つを爆破したという。中には偽の爆弾が入っていたと報じられている。
58歳の男性がおので切りつけられ、かすり傷の軽傷を負ったほか、17歳と53歳の女性が催涙スプレーを浴びたために治療を受けたと消防隊はVarietyに語っている。容疑者を除いて死者はでていないとのこと。(編集部・石神恵美子)
※容疑者の銃が空気銃であることが判明したため記事を修正しました。