織田裕二、陸上ガトリンとの対面に大興奮!現役への熱い思いに「ワーオ」
俳優の織田裕二が12日、東京・赤坂のTBS放送センターで行われた「世界陸上北京」の制作発表会見に出席、オリンピックおよび世界陸上の男子100メートル金メダリスト、ジャスティン・ガトリン選手と対面し、固い握手を交わした。この日は、中井美穂、高橋尚子、小谷実可子、千葉真子、室伏由佳も出席した。
今年で15回目を数える「世界陸上」の開催地は中国の北京。TBSが8月22日から放送する番組のメインキャスターは10大会連続で、織田裕二と中井美穂が担当する。織田のハイテンションな司会ぶりと、そこから生まれる名言の数々は「世界陸上」の楽しみのひとつとして親しまれている。
今大会で、史上初の2大会連続3冠に挑むウサイン・ボルト選手と、薬物違反というどん底からの復活を果たしたガトリン選手との「男子100メートル」ライバル対決が注目、と語る織田は、「ここへ来てガトリン選手が100メートル、200メートルで(33歳なのに)自己ベストを更新している。これは本当に信じられないこと。ボルト選手も危ないですよ」とワクワクした様子だ。
そこに現在、日本で調整中のガトリン選手が特別ゲストとして来場。最大のライバル、ボルト選手について質問が及ぶと「もちろん彼も最高の状態でこの大会に臨むと思うけど、自分も最高の状態で戦いたいね」とコメント。「勝つ自信は?」という言葉には「もちろん。安定したレースができるよう調整している。表彰台に立って笑顔で手を振る練習もしているよ」とジョークを交えて返答した。
そんな流れから「ところでリレーのポジションはアンカーですか?」と尋ねる織田に、ガトリン選手は「2番手だよ」と返答。「すごいこと聞くなぁ」と色めき立つ周囲に、「これ聞いちゃいけなかったの?」と慌てた様子の織田だったが、「大丈夫です。(ガトリン選手が)言ってくれたので」との言葉に安心した様子。
最後に織田が「いつまでも最高の走りを見たいので頑張ってください」と呼び掛けると、ガトリン選手は「これ(世界陸上)が終わったらゆっくり寝て、東京での大会に備えたい」と返答。一瞬、その意味を理解できなかった織田だったが、突如、顔を輝かせ、「東京オリンピックまで!? ワーオ!」と大はしゃぎ。2020年までの現役続行を明言したベテラン選手に会場からは大きな拍手が送られた。(取材・文:壬生智裕)
「世界陸上北京」は8月22日から30日までTBS系列にて放送