バズ・ラーマンの新作ドラマ 脚本執筆のため撮影休止
Netflixで製作されるバズ・ラーマン監督のヒップホップ・ミュージカルドラマ「ザ・ゲット・ダウン(原題) / The Get Down」が撮影休止に入るという。
同ドラマは、1970年代の経済不況で犯罪が多発していたサウス・ブロンクスを舞台に、10代の若者たちにスポットを当て、ラップの誕生を含めた音楽シーンを描いたものになる。
撮影はニューヨークで行われており、8月13日(現地時間)に第4エピソードを撮り終えるとのこと。この後、先のエピソードの脚本執筆のため、予定外だった休みに入るという。休止期間は1エピソードの撮影日数である9日間になるらしい。
Netflix側は撮影済みのエピソードの出来に満足をしており、休止にも目くじらを立てていない様子。放送開始日が決まっていないことも功を奏したようだ。
同ドラマにはサウス・ブロンクスの政界のドン、フランシスコ・クルス、通称パパ・フエルテ役でジミー・スミッツの出演が決まっているほか、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスもグラフィティ・アーティスト役で登場することが発表されている。また、「ブレイキング・バッド」でグスタボ・“ガス”・フリングを演じたジャンカルロ・エスポジートがフランシスコの兄弟レイモン・クルス牧師役にキャスティングされている。(澤田理沙)