マイリー・サイラス、身体醜形障害だった…「ハンナ・モンタナ」がきっかけ
歌手・女優のマイリー・サイラス(22)が、「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」に主演したことで身体醜形障害(容姿の欠点にとらわれてしまう症状)になったと Marie Claire に語った。
「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」は、昼は普通の学生、夜は人気アイドル、ハンナ・モンタナという二つの顔を持つ少女マイリー・スチュワートの姿を描いた大ヒットドラマ。マイリーを一躍スターダムに押し上げた作品だが、多感な少女時代に1日12時間もの間同作を撮影して過ごしたことで失ったものも多かったようだ。
マイリーは「11歳の頃から、『あなたはポップスターよ! つまりブロンドのロングヘアで、キラキラしたタイトな衣装を着なくてはいけないの』と言われ続けてきた」と当時を振り返り、「わたしは、わたしじゃない誰かに見えるようにされたの。たぶんそのことが身体醜形障害を引き起こしたんだと思う。毎日、あまりにも長い時間、(メイクや衣装で)かわいくされていたから、ドラマがないときは『わたしって誰なの?』って感じだった」と吐露。
その頃からパニック発作に襲われるようになったといい、「フラッシュを浴びると、意識を失ったり吐いたりしそうになるの。ドラマの前にそうなることが多く、キャンセルしなきゃいけないこともあった」と撮影の裏側を打ち明けていた。(朝倉健人)