ワン・ダイレクション、来年3月に活動休止
人気ボーイズグループ、ワン・ダイレクションが来年3月に活動を休止すると報じられている。
ルイ・トムリンソン、ハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、リアム・ペインら4人のメンバーは、ソロ活動を行うため、少なくとも12か月はバンド活動を休止することで合意したという。5枚目のアルバムのコンサートツアーは行われず、10月の終わりにイギリスのシェフィールドで開催されるコンサートが最後のフルライブになるとのこと。
「彼らは5年もの間、共に走り続けてきました。ボーイズバンドとしては途方もない期間です。それぞれが望むプロジェクトに取り組む権利は十分にあるでしょう。不仲は一切なく、この判断には4人全員が100%同意しています。完全な解散ではなく、将来的にまた一緒に活動するつもりです。ただ、今はここでいったん終わりとし、世界で最もポピュラーなスターとして去るんです」と情報筋はコメントしている。
メンバーはクリスマス時期に最新アルバムをリリースし、2月までは彼らを発掘したサイモン・コーウェルのレコードレーベル、Sycoとの契約にあるプロモーション活動をこなすという。「サイモン・コーウェルとSycoは新アルバムにとても興奮しています。少なくとも3曲の大ヒットシングルが生まれるとふんでおり、アルバムのために、バンド解散のタイミングを年越しに持っていくことにも成功したんですからね。ただ、直近のミーティングではアルバムツアーは行わないことで合意しました。これにより、3月になったらメンバーたちは5年ぶりにフリーになることが決定したため、大きな決断だったといえます」と関係者は言っている。
また、ある情報筋は今回の解散に元メンバーのゼイン・マリクの脱退は関係していないと The Sun 紙にコメント。「ゼインがいてもいなくても、こうなっていたでしょう。バンドはゼインなしで素晴らしい音楽を作っており、彼がいなくても満足しています。もちろん、彼がいたほうがよかったとメンバーは思っていますが、ゼインが抜けていなくても一時的な解散はあったでしょう」と語っている。
メンバーは近いうちにソロ活動のため各レーベルとの契約交渉に入ると思われる。「Sony Music はハリーとぜひソロ契約を結びたいと狙っています。彼はこのためにキャリアを蓄積してきたようなもので、ハリウッドも興味津々です」と情報筋は語り、大人数のファンの支持を背景に、最高の契約と成功を手にするだろうと付け加えている。(BANG Media International)