『ハリポタ』キャストお披露目から15年 「マジで?」世界中&原作者の叫び
コラム
ベストセラー小説を映画化し、一大ムーブメントを巻き起こした映画『ハリー・ポッター』シリーズ。現地時間21日、イギリスの映画・音楽・テレビジャーナリストのリゾ・ミゼンバがTwitterで、「15年前の今日、ハリー・ポッターのキャストであるダニエル・ラドクリフとエマ・ワトソン、ルパート・グリントが発表された」と当時の彼らの写真と共につぶやくと、シリーズのオフィシャルTwitterも「世界が初めて幼いハリーや、ロン、ハーマイオニーと出会った日」と昔の彼らの写真を掲載してお祝いした。
それに対して、原作者J・K・ローリングのコメントはこちら。
「あらー……」。まるでファンの心を代弁するかのような言葉をつぶやくローリング。ちなみにファンからは、「このキャストでよかった!」「本当に大好き!」などの喜びの声のほか、「泣きたい」「自分も年取ったな」「大丈夫。じゃないわ全然」「マジで?」と現在の自分たちの月日も共に流れたことを実感するような悲痛な叫びも上がっている。
そんな中、キャストの一人であるエマはTwitterで、「8月21日ってわたしにとって縁起のいい日に違いないわ。15年前、わたしはハーマイオニーとしての旅を始めたの。そしてそれから15年後、ベルを演じた、わたしにとって初めてのミュージカル映画がクランクアップしたのよ」と言葉からも成長を感じさせるコメントをしている。
1作目の『ハリー・ポッターと賢者の石』が日本公開されたのは2001年12月。シリーズ最終章の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』が日本公開されたのは2011年7月。ハリーたちの冒険が終わってから4年もたつが、今もホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」に着想を得たスピンオフ映画が2016年日米公開予定で制作されており、その人気が衰える気配はまだない。(編集部・井本早紀)