みんなの古着でデロリアンを走らせる!10月21日に都内を走行
傑作SF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)の誕生30周年を記念して、みんなの使わなくなった洋服でリサイクル燃料を作り、劇中に登場したタイムマシン、デロリアンを走行させるプロジェクトが実施される。デロリアンの燃料になる衣料品の回収は8月29日からプロジェクト参加企業の店頭など約1,450か所で開始され、『バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2』の舞台で、デロリアンが初めて未来に行ったメモリアルデーにあたる今年10月21日に、都内でデロリアンを走らせる。
この「FUKU-FUKU×BTTF GO!デロリアン走行プロジェクト」を実施するのは、さまざまなものをリサイクルする仕組みを作っている日本環境設計株式会社と、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社。26日に両社が同プロジェクトの内容を発表した。消費者から回収した使わなくなった衣料品を基に、日本環境設計のリサイクル技術でバイオエタノール燃料をつくり、劇中と同じようにごみで動くデロリアンを実現するのは世界初の試みだという。
また、メモリアルデー当日に走行させるデロリアンが日本全国のショッピングモールなどをキャラバンし、回収を呼び掛けるキャンペーンも行われる。本プロジェクトの詳細は、公式サイト(http://fukufuku-project.jp/GoDelorean/)で確認できる。ファンならずともデロリアンの燃料に一役買いたい、夢のある企画だ。そして、「バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー30thアニバーサリー デラックス・エディション」(ブルーレイBOX:6,500円(税別)DVD-BOX:4,500円(税別)各4枚組、発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント)が10月21日に発売される。(編集部・小松芙未)