30年ぶり新シリーズ「ルパン三世」、新ヒロインの声優決まる
10月1日より30年ぶりの新シリーズが放送されるテレビアニメ「ルパン三世」の新キャラクター、レベッカ・ロッセリーニの声優が、劇場アニメ『サカサマのパテマ 』のパテマ役などで知られる声優、女優の藤井ゆきよに決定した。
風光明媚(ふうこうめいび)なイタリアとサンマリノ共和国を舞台に展開する本シリーズにおいて、レベッカはキーパーソンともいえる人物。サンマリノ共和国を代表する財閥の若き会長でありながら、モデルや女優としても活躍。数々の著名人と浮き名を流す世界的なゴシップクイーンで誰にも言えない秘密を持つ謎めいたセレブ。先ごろ公開された新映像には、ルパンと挙式する様子も収められている。
レベッカ役に抜てきされた藤井は、「子供のころから観ていた『ルパン三世』にまさか自分が出演する事が出来るなんて想像もしていませんでした」と興奮気味にコメント。「最初の収録の時に『ルパンファミリー』の皆様の声を聞いた時はすごく感動したのと同時に、自分もその場にいたことが今でも不思議な感覚です。収録を重ねて行く度に、その場にいられる事の幸せを、そして新キャラクターを演じさせていただける重責を実感しました」と大役を務めるプレッシャー、それを上回る喜びを吐露した。
本作では主人公のルパン三世(栗田貫一)をはじめ、無敵のガンマン・次元大介(小林清志)、居合抜きの達人・石川五ェ門(浪川大輔)、小悪魔的美女・峰不二子(沢城みゆき)らおなじみのキャラクターに、謎の多い美女レベッカが加わり物語に大きく関わっていく。ルパン逮捕に執念を燃やすICPOの敏腕捜査官・銭形警部(山寺宏一)のほか、イギリス諜報部MI6もルパンの動きを探ることになるという。(編集部・石井百合子)
テレビアニメ「ルパン三世」は10月1日より日本テレビにて毎週木曜25:29~25:59放送(全24話予定)