『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に栄冠!国際映画批評家連盟賞グランプリを受賞
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(ジョージ・ミラー監督)が、国際映画批評家連盟(FIPRESCI)の選ぶ今年のグランプリ作品に選ばれた。現地時間1日、同連盟がオフィシャルサイトを通じて発表した。
【動画】狂気に染まれ!『マッドマックス 怒りのデス・ロード』予告編
同グランプリには通常、アート系の作品が選ばれることが多く、昨年は『6才のボクが、大人になるまで。』(リチャード・リンクレイター監督)が選出。『怒りのデス・ロード』は、アクション大作でありながら、第68回カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した『黒衣の刺客』(ホウ・シャオシェン監督)をはじめ、『サン・オブ・サウル(英題) / Son of Saul』(ラースロー・ネメス監督)、『タクシー(原題) / Taxi』(ジャファル・パナヒ)といった最終候補作の中から選ばれる快挙を成し遂げた。
授賞式は今月スペインで開催されるサンセバスチャン国際映画祭内で行われ、特別上映も開催される予定。今年のグランプリは、同連盟に加入している493名の批評家の投票で決定。この栄誉にミラー監督は、「吹っ飛びそうなほど驚いたよ!」と声明で喜びを語っている。
『怒りのデス・ロード』は、荒廃した未来を舞台に、家族を失った元警官・マックスの活躍を描いた人気シリーズ、30年ぶりの最新作。シリーズの生みの親であるジョージ・ミラー監督がメガホンを取り、マックス役は過去作で主演を務めたメル・ギブソンからトム・ハーディにバトンタッチ。そのほか、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルトらが出演する。(編集部・入倉功一)
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は全国公開中