世界遺産サグラダ・ファミリアはなぜ100年たっても完成しないのか?秘密に迫る野心作が12月公開
スペイン、カタルーニャの建築家アントニ・ガウディが構想し、1882年の着工から133年たった今もなお完成に至らない世界遺産サグラダ・ファミリアの実態を検証する映画『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』が、12月12日より YEBISU GARDEN CINEMA ほかで公開される。
2005年に世界遺産に登録され、年間300万人を超える観光客が訪れるバルセロナの名所サグラダ・ファミリア。本作では、謎のベールに包まれたこの建造物の内部に潜入。100年を過ぎても完成しない建築プロジェクトを、建築関係者らのインタビューを交えて解明する。
本プロジェクトには日本人の外尾悦郎氏が彫刻家として参加し、現在も活躍中。スタッフは130年前のガウディの意思を、現在の技術でいかに表現しようとしているのか? 世界中がその動向を注目している一大プロジェクトの現在を追う。(編集部・石井百合子)
映画『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』は、12月12日より YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開