西島秀俊と池松壮亮、オールナイトでグッタリと疲れ果てた女性客を笑顔で癒やす!
俳優の西島秀俊、池松壮亮が6日、秋葉原UDXシアターで行われた『劇場版 MOZU』公開記念15話耐久ノンストップMOZUラリー上映会にサプライズ登場、徹夜明けのファンをやさしく癒やし、ねぎらった。
逢坂剛のベストセラー小説を基にした大ヒットドラマシリーズ「MOZU」の劇場版公開を記念し、シーズン1、2を合わせた計15話を大スクリーンでイッキ観しようという趣旨で行われた本イベント。この日は2,400人の応募の中から選ばれた100人が来場。前日の22時半からスタートした本上映会は、5回の休憩を挟み、さらにこの舞台あいさつも含めるとおよそ16時間。疲れの色が隠せない来場者たちだったが、そんな観客をねぎらうべく、西島と池松がサプライズで来場することとなった。
西島は観客に「本当にお疲れさまでした。ただただ感謝の言葉しかございません。大丈夫ですか?」とねぎらいの言葉。さらに「僕は12時間の映画を一気に観た体験があるんですが、6時間くらいたつと『まだいけますね』といった連帯感が生まれて。その映画は字幕がないフランス映画だったので、ある意味、わからなかったのでまだ楽だったんですが、『MOZU』は密度の濃い作品ですからね。スクリーンで観る機会もないので、本当にうらやましい」と笑顔でコメント。池松も「すごいですね。僕は10時ごろ寝て、さっき起きたくらいなのですみません。割とじっとしているのは苦手なので、15時間は無理かな」と見事完走した来場者たちに驚きを隠せないようだった。
そんな中、このラリーを終えた感想を求められた女性客が「すごく楽しくて、長くて、濃い一夜を過ごすことができました! 正直、『MOZU』は怖くて。家で一人で観たんですが、6話くらいでもう観られなかった。今日は皆さんと一緒の(『MOZU』)Tシャツを着て。夜食のカツサンドを食べて。本当に集中して観られたんで、本当に楽しい思い出になりました!」と満足げな表情で報告する女性客をやさしいまなざしで見つめる西島。その視線を感じた女性客は「西島さんと目が合って死んでもいいくらい。大好きです!」とラブコール。そしてこの女性客のみならず、徹夜明けの観客すべてが、この2人のキャストたちの笑顔にすっかり癒やされた様子だった。(取材・文:壬生智裕)
『劇場版 MOZU』は11月7日より全国公開