若手実力派女優・武田梨奈、一度オーディションに落ちた映画に参加
女優の武田梨奈が5日、角川シネマ新宿で行われた映画『TOKYO CITY GIRL』初日舞台あいさつに登壇。6本のオムニバスドラマのうちの一つEPISODE6『KOENJI夢の寿命』で、女優の夢に破れたピンサロ嬢にふんした武田は、「実は、他のエピソードのオーディションに落ちてしまっていたんです。でも、どうしてもこの映画に携わりたいと思っていたところ、(この作品の)山田能龍監督に呼んでいただけたんです」と本作への熱い思いを語った。
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映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』への出演や、数々の映画で主演を務めるなど、若手実力派女優として活躍している武田。そんな武田が、一度オーディションに落ちてまでも出演を熱望していた本作。「撮影中も、それ以外でもいろいろな人と、濃い時間を過ごせた、とてもぜいたくな現場でした」と振り返ると、「たくさんの監督さんの愛が詰まった作品です」と出来に胸を張っていた。
劇中の武田の役は、現在放送中のドラマ「デスノート」の松田桃太役で話題の前田公輝演じる男の恋人という役柄。かなり激しいシーンが繰り広げられるが、山田監督は「武田梨奈さんと前田公輝くんのパッションがすごいです」とその迫真の演技を絶賛。武田の強い思いがスクリーンに表れているところを見どころに挙げていた。
本作は、6人と監督と、若手注目女優たちがタッグを組み、東京で生きる若者たちの恋愛模様を六つのストーリーで描いたオムニバスドラマ。武田は「この作品は女子6人の目線で描いた作品ですが、いろいろな立場の人が見ても共感できる映画になっています。映画を観て、わたしの悪口でもなんでもいいので、多くの人に広めてくれたらうれでしいです」と最後まで熱弁を振るっていた。
舞台あいさつには、それぞれのエピソードで主演を務めた田中美晴、三浦萌、比嘉梨乃、遠谷比芽子、メガホンをとった藤井道人監督、志真健太郎監督、原廣利監督、山田智和監督、山口健人監督も登壇した。(磯部正和)
映画『TOKYO CITY GIRL』は全国公開中