デル・トロ『パシフィック・リム』続編が延期?オリジナル作品製作へ
ギレルモ・デル・トロ監督の『パシフィック・リム』続編製作が延期になる可能性があると、Latino-Review.comなど複数のメディアが報じている。また、オリジナル作品製作の計画が進行中であると The Tracking Board が9日報じた。
同作続編『パシフィック・リム:メイルストロム(原題) / Pacific Rim: Maelstrom』の撮影を11月から始めると、デル・トロ監督は7月に明かしていた。しかし、Latino-Review.comなどの報道によると、2016年まで延期されるとのうわさが流れているという。延期の理由は今のところ明らかになっていない。製作会社のレジェンダリー・ピクチャーズから正式なコメントは出ていないが、2017年8月4日に設定されている公開予定日も遅れる可能性があるとのことだ。
また The Tracking Board によると、デル・トロ監督のオリジナル新作は、アニメーション映画『ウォーリー』とファンタジーロマンス映画『スプラッシュ』を掛け合わせたような内容で、フォックス・サーチライト・ピクチャーズの下で製作が進んでいるという。タイトルなどはまだ明かされていない。デル・トロ監督は過去に、『長ぐつをはいたネコ』や『カンフー・パンダ2』、『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』といった多数のアニメーションの製作総指揮を務めている。
現在デル・トロ監督が製作に関わっている作品としては、アメリカのスリラードラマ「ストレイン 沈黙のエクリプス」の第3シーズンや、Amazonオリジナル製作のファンタジーホラードラマ「カーニバル・ロウ(原題) / Carnival Row」などがある。(編集部・高橋典子)